【Solidity】SBTの作り方|Hardhatを用いた譲渡不可なNFTの開発手順について解説

どうも、イーサリアムnavi運営のでりおてんちょーです。

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今回は、開発記事として「Hardhatを用いたSBT(譲渡不可なNFT)の作成方法」について解説していきます。

先日筆者は「イーサリアムnaviのサポータープラン」というものを発表し、その中でSBTを用いる旨を説明したのですが、そこで実際にコントラクトを作成し、デプロイまで辿り着くことができました。

その開発の過程で、色々と分からないことが出てきてその都度調べたり、人に聞いて教えてもらったりする機会が多かったので、備忘録ならびにSBT開発に挑む方の役に立つことを願い、本記事の執筆に至った次第です。

ちなみに、「そもそもSBTとは何か?」については議論の余地があるテーマだと思いますが一旦端に置いておき、本記事では簡略化して『ゼロアドレス(つまりミント時)以外に譲渡する権限を持たないNFT』と定義します。

▼SBTについて深掘りして知りたい方は、以下をご参考いただけるとよろしいかと思います。
vitalik.ca/general/2022/01/26/soulbound.html
Privacy to Earn:SBT(ソウルバウンドトークン)が実現するプログラム可能なプライバシー

さて、今回は以下の手順でSBT発行コントラクトの開発を進めていきます。

  1. 事前準備
  2. コントラクトを作成してローカル環境にデプロイ
  3. GoerliテストネットにデプロイしてSBTをミント
  4. SBTをテストネット版OpenSeaで確認
  5. Ethereumメインネット上へコントラクトをデプロイ

ちなみに、Goerliテストネットのガス代に関しては、以下の記事でご紹介した「Goerli Gas Heatmap」で簡単に確認できますので、必要な方は併せてご活用ください。

本記事が、SBT発行コントラクトの実装方法やデプロイまでの一連の流れなどについて理解したいと思われている方にとって、少しでもお役に立てれば幸いです。

※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、法的または投資上のアドバイスとして解釈されることを意図したものではなく、また解釈されるべきではありません。ゆえに、特定のFT/NFTの購入を推奨するものではございませんので、あくまで勉強の一環としてご活用ください。

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まとめ

今回は、開発記事として「Hardhatを用いたSBT(譲渡不可なNFT)の作成方法」について解説しました。

本記事が、SBT発行コントラクトの実装方法やデプロイまでの一連の流れなどについて理解したいと思われている方にとって、少しでもお役に立ったのであれば幸いです。

また励みになりますので、参考になったという方はぜひTwitterでのシェア・コメントなどしていただけると嬉しいです。

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