Web3時代の最先端NFT|これぞ真のDAOであると名高い「Nouns DAO」とは何かを分かりやすく徹底解説!

どうも、でりおてんちょーです。

近頃、NFTの活用事例としてさまざまなものが世界中から発信されていますが、その最先端を走っているであろう「Nouns」プロジェクトについてご存知でしょうか?

  • 1体あたり約100ETHで購入され続けていたり
  • CC0(パブリックドメイン)方式を採用していたり
  • フルオンチェーンNFTであったり

何かしらのテーマでNFT事例として名前が出されている、とてもホットなNFTプロジェクトです。

今後、NFTやDAOのモデルとしてNounsが参考にされるケースが”必ず”増えてくると思いますので、概要や仕組みなど最低限の知識は取り入れておく必要があると筆者は考えています。

ということで今回は、Web3時代のNFT活用事例として最先端に立っている「Nouns DAO」について取り上げていきたいと思います。

本記事では、「Nouns」を中心としてNouns DAOの概要や仕組みなどについて紐解いていき、皆さんにNouns DAOの実態を理解していただくことを目的とします。

でははじめに、この記事の構成について説明します。

STEP
Nounsについてのサマリー

Nounsについて、簡潔に箇条書きベースでまとめていきます。

STEP
Nounsの概要

ファーストステップとして、Nounsを理解する上でキーとなる部分をピックアップして解説していきます。

STEP
Nounsをもう少し深掘りしてみよう

コントラクトやDAOの設計など、Nouns/Nouns DAOをより詳しく理解するためにより深掘りして解説していきます。

STEP
Nouns DAOの野望について

Nounsがどういうことを考えて活動しているのか、そしてDAOとして将来的にどのような存在になろうとしているのかについて解説します。

STEP
Nounsについて気になったこと

以上を踏まえて、個人的にNounsについて気になったことと、それに対する考察について記述していきます。

本記事が、NounsやNouns DAOについて理解したいと思われている方にとって、少しでもお役に立てれば幸いです。

※本記事は特定のFT / NFTの購入を推奨するものではありません。あくまで勉強の一環としてご活用ください

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目次

Nounsについてのサマリー

参考:nouns.wtf

・本プロジェクトにおける個々のNFTは「Noun」
・Nounを複数、または全体的な集まりとして表す際は「Nouns」
・Nounsを用いた自立分散型組織(DAO)については「Nouns DAO」
と表記します。

  • Nounsのアートワークはパブリックドメイン
  • 24時間ごとに1つのNounが、次々と永久に、トラストレスな形でオークションにかけられる
  • Nounsのオークション収益の100%は、Nouns DAOトレジャリーに対してトラストレスに送られる
  • 1つのオークションの決済がなされると、次のオークションが開始される
  • すべてのNounsは、Nouns DAOのメンバーである
  • Nouns DAOはCompound Governanceのフォークを使用している
  • 1 Noun = 1票
  • トレジャリーはガバナンスを介してNounsだけで管理される
  • アートワークはgenerativeで、オンチェーンに直接格納される(≠IPFS)
  • 属性の希少性に関する明確なルールはなく、すべてのNounsは等しくレアである
  • Nounders(=初期にNounsを始めた10人のビルダーのグループ)は、報酬として#10刻みのNounを受け取る
    (最初の5年間は供給量の10%)

Nounsの概要

画像出典:nouns.wtf

Nounsとは、Nounders(※後述します。)によってつくられたgenerativeNFTプロジェクトです。

毎日1体ずつNounのNFTが自動的に生成され、それをWebサイトを通して24時間のオークションで競り落とした人が保有者になり、Nouns DAOの一員となります。

画像出典:nouns.wtf

Nounの1体あたりの価格は他のNFTプロジェクトと比較してもズバ抜けて高く、#1のNounは 613.37ETHで購入され、それ以降も100ETHを超える取引が目立っています。

出典:Dune Analytics

Nounsがなぜここまで高額で購入され続けているのかについて考察する前に、まずはNounsを理解する上で押さえておくべき4つのポイントについて解説していきます。

Nounの生成メカニズム

画像出典:nouns.wtf

まず1つ目のポイントは、1日1体のNounが永久に生成され続けるということです。

NounsというNFTには、総発行量が事前に決められていません。

24時間ごとに1つのNounが自律的な仕組みでコンスタントにオークションにかけられ続け、自律型のNoun生成・分配メカニズムとして機能するコントラクトから次々に生成されていきます。

そして、この他にNounを発行する方法は一切なく、オークションシステムが唯一のNoun発行プロセスとなります。

2021年11月26日時点におけるNounsの総発行量は、121体(#0から始まる)です。

追記:
Nounを1日1体ずつ発行するメリットについて以下ツイートで触れられていたので掲載させていただきます。

Nounsの
“1日1体NFTオークション”方式
のメリット

・NFT価格のdumpが起きない
・販売の仕組みが自動化されているためDAOの組成に繋がる
・日本法の下で賭博罪を回避できる(私見)
・ガス戦争回避
・bot対策

スロースタートになるというデメリットはあるものの、それに比べてメリットが大きすぎるのです。

出典:https://twitter.com/ZkEther/status/1464569074831134723?s=20

オークション販売収益は100%トレジャリー(DAOの公庫)へ

次に2つ目のポイントは、オークションで売れたNounsの収益は全てDAOのトレジャリーに渡ることです。

オークション収益(ETH)の100%が、Nouns DAOのトレジャリーに自動的に預けられ、Nouns DAOつまりNouns保有者によって管理されます。

でりおてんちょー

つまり、運営による自己売買の可能性もかなり低そうですね。

そしてオークションが決済されるたびに、決済取引によって新たなNounが発行され、新たなNounをかけた24時間オークションが開始されるというサイクルを、永遠と(Ethereumチェーンが存在する限り)繰り返すことになります。

Nounを保有していなくても誰でも提案・議論が可能

そして3つ目のポイントは、NounのNFTを保有していなくてもNouns DAOの提案・議論に参加できる点です。

公式サイトのフォーラムから、誰でもNounsについての提案をおこなったり、議論に参加することが可能です。

提案・議論された内容を可決/否決するかどうかは「1Noun=1票」というかたちで、最終的にNouns保有者に委ねられることになります。

最近では、オンチェーン音楽NFT「Arpeggi Studio」もフォーラムを通して提案をおこなっていたので、可決されれば開発費用がトレジャリーから支給されることになります。

このようなミドルウェア的なNFT同士でのコラボレーションは、非常に興味深い動きです。

コンポーザブルなNFTの掛け合わせは相乗効果も高いため、DAOとしても積極的に資金提供することで、オリジナルNounsNFTの価値や価格が上がったり、DAOの知名度が向上することが見込めますね。

フォーラムにコラボなどを提案する側としても、作品をNounsに絡めたNFTにすることで資金調達・宣伝などが容易になるので、メリットはとても大きいでしょう。

Lootでも似たような現象が観測されていましたが、NFTを活用したアクティブなDAOとして、今後ますますNouns DAOのような事例が増えていくのではないかと考えられます。

2022年1月17日追記:
実際にどのような提案が可決され、トレジャリーの資金を動かしたのか、一例をピックアップしたので合わせてこちらもご参考ください。

Noundersの存在

最後に4つ目のポイントは、このNFTプロジェクトの設立メンバー「Nounders」についてです。

「Nounders」とは、初期にNounsを始めた10人のビルダーのグループのことです。

ここでは、そのNounderたちを紹介します。

  1. @cryptoseneca
  2. @gremplin
  3. @punk4156
  4. @eboyarts
  5. @punk4464
  6. solimander
  7. @dhof
  8. @devcarrot
  9. @TimpersHD
  10. @lastpunk9999

わかる人にはこのメンバーの豪華さが伝わると思いますが、個人的に注目したいのは⑦の@dhofさん。

でりおてんちょー

この方は、以前紹介した「Loot」というNFTプロジェクトの開発者でもあります。

もちろんdomさん以外のNounderたちも、NFT界隈では知らない人はいないレベルの方ばかりなので、興味があれば調べてみてください。

では本題ですが、このNoundersたちはNounsプロジェクトを通して、どのような恩恵を受け取ることができるでしょうか?

先程のポイント2でも説明した通り、オークション収益の『100%』がコミュニティ管理のトレジャリーへと自動的に預けられてしまうため、落札価格の数%のマージンなどは見込めなさそうです。

ということでNounderたちは、「Noun」そのものを一定期間ごとに受け取ることを選択しました。

具体的な流れとしては、以下の通りです。

  • Nounsプロジェクトの最初の5年間だけという期間限定
  • 10個刻み(NounID #0, #10, #20, #30, …)のNounを受け取る
  • 受け取り先はNounderのマルチシグ
  • 自動的に送信され、プロジェクトの設立メンバーに帰属し、共有される

また、これら一連のNounderに対するNounのディストリビューション(分配)は、24時間オークションのリズムを妨げないよう設計されています。

#99のオークションが終了すると、#100のNounはNounderのマルチシグに自動的に送られ、#101のオークションが開始されます。

Nounsをもう少し深掘りしてみよう

Nounsの特性

Nounsは、Ethereumのブロックハッシュに基づいて擬似的にランダム生成されます。

ベースは擬似ランダム生成ですが、コミュニティ投票によりアートワークを選べるツールも登場しています。

また、Nounの特性の希少性を管理する「if」ステートメントやその他のルールはなく、すべてのNounsが等しくレアになります。

画像出典:OpenSea

この記事を書いている時点では、Nounsは次のもので構成されています。

  • backgrounds(背景)
  • bodies(体)
  • accessories(アクセサリー)
  • heads(頭部)
  • glasses(眼鏡)
画像出典:nouns playground

nouns playgroundでは、オフチェーンでNounのランダム生成を試して遊ぶことができるのでお試しあれ。

Nouns DAOについて

画像出典:Compound Governance

Nouns DAOは、Compound Governanceのフォークを利用しており、Nounsのエコシステムにおける主要なガバナンス機関です。

Nouns DAOのトレジャリーは先述の通り、毎日のNounオークションからのETH収益の100%を受け取ります。

各Noun保有者はNouns DAOのメンバーであり、すべてのガバナンス事項において1票の投票権を有します。

厳密には、Nounsの総供給量の0.5%(Noun #200までは1Noun)という最低基準を満たす限り、Nounsの保有者は誰でもDAOにプロポーザルを提出することが可能です。
参考:Submit a Proposal to the DAO

フォーラムで提案・議論された内容に対して可決/否決すると同時に、トレジャリーの資金が使われるかどうかもこの投票で決まります。

ちなみにNounの投票権は、Nounを売却すると投票権も一緒に売却されてしまうため譲渡することはできませんが、委任することは可能で、Nounを保有している限り誰かに投票権を割り当てることができます。

ガバナンスの「スロースタート」設計

スロースタートといえば「ウサギとカメ」

Compound Governanceによる予防措置に加えて、Noundersは、Nounの供給が少ない間は悪質な提案が可決されないように、特別な拒否権を自らに与えています。

この拒否権は、明らかに有害なガバナンス提案が可決された場合にのみ使用され、最後の手段として意図されています。

また、Noundersが機が熟して安全体制になったと判断ときに、この拒否権は証明的に取り消されることになっています。

この決定(機が熟したかどうか)は、健全なNounのディストリビューションと、ガバナンスプロセスに参加しているコミュニティに基づいて行われます。

このようにNouns DAOは、初期のうちは中央集権的な要素が含まれた設計となっていますが、最終的には完全な分散型になる予定です。

オンチェーンアートワーク

画像出典:OpenSea

NounsのアートワークはEthereum上に直接保存され、IPFSなどの他のネットワークへのポインターを利用しません。

これは、Nounsのパーツが可逆圧縮の一種であるカスタムrun-length encoding(RLE)を用いて圧縮され、オンチェーンに格納されているからです。

圧縮されたパーツは、オンチェーンで1つのbase64エンコードされたSVG画像に効率的に変換されます。

これを実現するために、各パーツは中間フォーマットにデコードされた後、バッチ処理されたオンチェーンの文字列連結によって一連のSVG矩形に変換されます。

SVG全体が生成された後、base64エンコードされます。

【日本発】Nounsにインスパイアされたプロジェクトを紹介

画像出典:drools-and-pixels.com

Nounsのオンチェーンアートのコントラクトを参考にした、日本発のピクセルアートのNFTプロジェクト「Drools & Pixels」について紹介します。

Drools & Pixelsは、よだれを垂らした可愛いキャラクター達のフルオンチェーンコレクタブルNFTで、すべて32×32のピクセルアートで構成されています。

作品を手がけているのは、世界最大規模のピクセルアートコンテスト”SHIBUYA PIXEL ART 2020”で最優秀賞を受賞されたmaeさん。

ヨダレ部分にアニメーションが施されたsvgのデータをコントラクト上で生成する仕様になっており、Ethereumが存在する限り生き続けるコレクタブルNFTとなっています。

でりおてんちょー

Webサイトではヨダレ部分が動いていて非常に可愛いです。ぜひ一度ご覧ください。

Nounの生成コントラクト

Nounの生成コントラクトは、mint処理中にNounの特性を決定するために使用されます。

Noun生成コントラクトは、特性の生成アルゴリズムのアップグレードにも対応できるようになっている一方で、将来的にはアップデートを防ぐために、Nouns DAOによってロックすることもできます。

2021年11月26日時点では、Nounの特性は疑似乱数生成を用いて決定されます。

keccak256(abi.encodePacked(blockhash(block.number - 1), nounId))

ちなみに、pendingのブロックでNounをmintする際に特性を予測することができますので、そういった意味で特性の生成は真のランダムではなく「擬似乱数生成」という表現がなされています。

詳しく知りたい方は、以下記事の「Solidityにランダム関数はないの?」をご覧ください。

Nouns DAOの野望について

参考:The Nouns Virtuous Cycle

Nounsは、Ethereumのようにオープンソースのプロジェクトであり、プロトコルです。

  • Nounsを作成するコード
  • そして重要なのはアートまでも

がオープンソースであり、誰もがコードベースで構築できるようになっています。

そして、誰もがアートワークを構築できるように、パブリックドメイン(CC0)になっています。

パブリックドメインにすることの利点としては、以下のようなものが挙げられます。

  • ディストリビューションや重要性の分散化。 派生品は、トラストレスな形で作成されます。 すべての派生品は、元の作品の注目とマインドシェアを高めます。
  • 利害の連携。 クリエイターは自立した派生品を作ることができます。 彼らには、「より多くの(そして願わくばより高品質の)派生品を作成した方が得だ」というインセンティブが与えられます。
  • 物事をシンプルに。 権利について心配したり、何が問題で、何が問題なのかについての質問に答えたりする必要はもうありません。 すべてが綴られており、容易に理解できます。 私たちは自分の仕事に集中することができ、そしてコミュニティの活動に驚かされることがあるかもしれません。
  • クリプトネイティブである。
    出典:【和訳】今話題のコレクタブルNFT「Blitmap」がパブリックドメイン化

また、NounsプロジェクトではEthereumを真似することで、Nounsの好循環を作り出すことを提案しています。

Ethereumが今日あるのには多くの理由がありますが、以下のようにまとめることができます。

  1. 優秀な創設チームとベースレイヤーの技術スタックがあり…
  2. そのプロトコルに基づいて開発したいと考える賢い開発者たちが集まり…
  3. その開発者たちが、世界中の人たちが使いたいと思うような消費者向けアプリを作った

ステップ1がすでに達成されたかどうかは時間が経ってみないとわかりませんが、少なくともNouns DAOのトレジャリーの状態は、ステップ2の実験をする準備ができていることを示しています。

そして、Nouns DAOトレジャリーは、以下のようなことに対して「大胆に」使われるべきだと考えられています。

  • 集権型と分散型のAPI(Noun o’clockをインターネット全体のイベントにしよう)
  • 文化的な会話に新しいものを加えるアートワーク
  • 他のEthereumプリミティブやdappsとの統合
  • iOSおよびAndroidアプリ
  • ハッカソンとドキュメント
  • 今まで見たことのないもの

Nounsプロトコル上で面白い文化やソフトウェア(特に「ミドルウェア」)につながる可能性のある質の高い提案に対しては、実験し、リスクを取り、最終的にすべての資金を提供することで、ビルダーのコミュニティに資金を提供し、育てていくべきだと考えられています。

大胆にリスクを取り、最終的にはNounsプロトコルの原材料を、世界で消費されるアプリケーションに変えることができるビルダーを惹きつけることができる、歴史的なチャンスがあるとのことです。

これが実現すれば、DAOはより多くの資本と質の高い参加者を集め、好循環が完成しそうですね。

Nounsについて気になったこと

今回Nounsについて調べていて、個人的に気になったことと、その考察について述べていきます。

オークションでNounsを数千万円で購入する人のメリットは?

Nounsは、24時間に1つNounがオークションで決済される仕組みで生成され続け、オークション収益は100%トレジャリーに預けれられます。

つまり、運営による自己売買の可能性は限りなく低そうです。

さらに、発行上限もなく、ステーキング等のロイヤリティがあるわけでもありません。

では、それなのに何故、Nounsは毎回高額で購入されているのでしょうか?

出典:Dune Analytics

直近のオークション決済額はやや減少気味ではあるものの、100ETH近くの水準を保っていることが分かります。

また、OpenSea等のセカンダリーマーケットで即座に利益が見込める状況でもないことから、少なくとも短期的な転売目的でもなさそうに感じます。

フォーラムでの提案・議論はNFTを保有してなくても参加可能なので、Nounsを購入して得られるものといえば、DAOの中で1票の投票権くらいでしょう。

それなのに何故、Nounsは毎回高額で購入されているのでしょうか?

あくまで筆者の考察にすぎませんが、これに関しては特筆すべき理由などそもそも無いのではないかと思います。

お金(ここではETH)を余らせている人というのは世界中にたくさん居て、そういった人たちが面白そうだからという理由でNounsオークションに参加しているのではないかというのが、筆者の中での答えです。

そもそも、自分の感覚で価格が高いと思っているだけで、彼らからすると「面白そう」というシンプルな理由で突っ込めるETH量なのでしょう。

もちろん他にも、

  • DAOに参加していることで自己顕示欲を満たせる
  • SNSで自慢することで承認欲求を満たせる

などの要素も大きいと思います。

これからNFTをクリプト長者に販売したいと考えている人は、Nounsのようなクリプト長者から好まれているプロジェクトを徹底的にリサーチして参戦するのが良いと感じます。

Noun#40が売られているのはなぜ?

Noundersのマルチシグに対して、10個刻み(NounID #0, #10, #20, #30, …)のNounが自動的に送られる仕組みであることは、先述の通りです。

それにもかかわらず、なぜNoun #40が売りに出され、さらに200ETHで別の人に購入されているのでしょうか?

Noun #40

過去のDiscordなどを漁ってリサーチしたところ、どうやらNoundersの一人である@eboyartsさんがプロジェクトから抜ける代わりにNoun #40を配布され、それを個人的に販売したからだそうです。

40番はeboyに配布されましたが、これは彼らが最初の貢献以上にnoundersグループを続けたくないと判断したためであり(争いになったわけではありません)、より多くのNounsを権利化する代わりに即時の流動性を選んだのです。

売りに出されているという話は初めて聞きましたが、とても美しいNounですし、プロジェクトへの貢献に対して意味のある額の報酬を得られることを願っています。

引用:https://discord.com/channels/849745721544146955/855538581434007635/901507466209132585

喧嘩別れではないみたいですが、プロジェクトのチームからは抜ける代わりに1体のNounを受け取ることを選択したとのことでした。

そして、このNounを購入した人は、なぜ200ETHのオファーを出してNoun #40を購入したのかについても言及されていました。

これはとてもクールなプロジェクトであり、社会的な実験だと言いたいです。

NFTの世界で、Nounsほど私の頭の中を占め、「これは何になるのだろう」と考えを巡らせたものはありませんでしたが、punksを理解する機会があったときにはpunks以外にもありました。

Nounsは、NFTプロジェクトのあるべき姿(発行方法や表現方法など)を白紙の状態から再構築した最初のプロジェクトのように感じました。

トレジャリーを作り、トレジャリーを使って現実の世界でガバナンスを通じて何かを行うことが、後回しにされるのではなく、実際に前面に出てきたのです。

歴史に残るものになる可能性があると思います。

そんなことを考えていたら、どうしてもNounを買わずにはいられませんでした。

この経験は、これから多くの人がNounsについて学ぶ際にも繰り返されることでしょう。

引用:https://discord.com/channels/849745721544146955/855538581434007635/903503245081731144

この方もおそらくクリプト長者だと思われますが、昔からNFTを見てきた人でもNounsの仕組みは画期的で面白いと感じ、200ETHを支払ってでも手に入れたいと思ったのでしょう。

まとめ

動画版もぜひご覧ください。

本記事では、「Nouns」というNFTプロジェクトの概要と仕組みについて解説しました。

本記事が、NounsやNouns DAOについて理解したいと思われている方にとって、少しでもお役に立ったのであれば幸いです。

励みになりますので、参考になったという方はぜひTwitterでのシェア・コメントなどしていただけると嬉しいです。

Nounの生成メカニズムやDAOの仕組みなどは非常に画期的で、特にNFTを保有していなくても提案・議論に参加できる点は興味深いところです。

また、NounsはCC0であることや、オンチェーンアートワークゆえにコンポーザビリティが高いことなど、二次創作を前提として設計されているところにもNFTとしての美しさを感じます。

また、Nouns保有者と非保有者の間でwin-winの関係が成り立ちスケールしやすい構造になっていることからも、DAOやNFTプロジェクトとして今後大きく発展していくのではないかと期待しています。

最後に、NounsやNouns DAOなどについて

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この記事を書いた人

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