World EngineによるDark Forestのリブート版ゲーム「Dark Frontier」の概要と、『オープンソース×オンチェーンゲーム』の課題と可能性について考察

/今回は、Argus Labsによって新しくローンチされたオンチェーンゲーム「Dark Frontier」について、解説していきたいと思います。

Dark Frontierは、現在オープンソースゲームとなっている『Dark Forest』にインスパイアされて構築されたオンチェーンゲームなのですが、大会賞金が豪華であることや、資金調達を行ったArgus Labs社がオープンソースゲームを活用したことなどから、英語圏では少し話題になっています。

詳しいことは順を追って解説していきますが、筆者としては『オープンソース×ゲーム』という文脈が特に興味深く感じられるため、今回取り上げることにしました。

オープンソースとは:
ソフトウェアのソースコードを自由に利用できる状態で公開すること

出典元:可知 豊『図解 オープンソースのことがわかる本』(日本実業出版社、2005年)10ページ

ゲームに限らず、『オープンソースのプロジェクトを再利用することの目的やメリット』として、どのような要素が挙げられるのかを把握し、その上で今回(Dark Frontier)の活用事例を深掘りしていきながら、最終的にはスタートアップによる『オープンソース×オンチェーンゲーム』の活用というテーマにまで踏み込んで考察します。

ということで本記事では、「Dark Frontier」の概要や実際のゲーム性などについて概観しつつ、それを理解するための前提の確認から、『オープンソース×オンチェーンゲーム』というテーマまで、幅広く解説していきたいと思います。

でははじめに、この記事の構成について説明します。

STEP
前提:登場人物を整理して再確認

まずは、「Dark Frontier」の概要やゲーム性を理解する上で欠かせない『Dark Forest』と『World Engine』について、大まかな概要を解説していきます。

STEP
「Dark Frontier」について

続いて、「Dark Frontier」というオンチェーンゲームの全体像やゲーム性、ローンチ直後にDark Forestサイドと交わした議論などについて、解説します。

STEP
『オープンソース×オンチェーンゲーム』について

最後に、『オープンソース×オンチェーンゲーム』というテーマを中心に、マニアックな考察を「定期購読プラン」登録者向けにまとめています。

本記事が、「Dark Frontier」の概要やゲーム性、オンチェーンゲームの発展可能性などについて理解したいと思われている方にとって、少しでもお役に立てれば幸いです。

※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、法的または投資上のアドバイスとして解釈されることを意図したものではなく、また解釈されるべきではありません。ゆえに、特定のFT/NFTの購入を推奨するものではございませんので、あくまで勉強の一環としてご活用ください。

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目次

前提:登場人物を整理して再確認

まず本章では、「Dark Frontier」を構成する要素を因数分解しつつ、関連する題材についても併せて概観していくことで、「Dark Frontier」を理解するための重要な事項を整理していきます。

今回は、「Dark Frontier」について以下の2つの要素に焦点を当て、簡潔に概要を整理します。なお、『Dark Forestエコシステムとの関連性』などの詳細な内容や考察は、最終章で述べます。

  1. Dark Forest
  2. World Engine

① Dark Forest

出典:Dark Forest DAO: Games as mediums of technological experimentation and exploration

Dark Forestは、EthereumチェーンとGnosis(旧: xDai)チェーン上で構築される、分散型のRTS(リアルタイム戦略)オンチェーンゲームです。

本ゲームは「MMO宇宙征服ゲーム」であることを謳っており、劉慈欣(りゅう じきん)氏の代表作である『三体』シリーズの2冊目「The Dark Forest」という同名の小説に基づいたゲーム作品となっています。

一般的な「オンチェーンゲーム」では、すべての情報が全プレーヤーに公開されるため、隠し要素を持つゲーム(例えば、相手の位置情報を隠すようなゲーム)の設計が難しく、特定のジャンルのゲームにおいては課題となることがあります。

ところが本ゲームでは、zkSNARKを使用することで、「プレイヤーの動きが正確に検証可能でありながら、他のプレイヤーからは秘匿されている」という状態を実現することができています。

zkSNARKsは、証明者が何らかの特定の情報を知っていることを、該当する事実以外の情報を一切漏らさずに、対話なしで検証者に証明するための暗号技術です。

このようなゲームは、オンチェーンゲームでありながらも「秘匿情報」を持ち合わせているという意味で、『web3版の不完全情報ゲーム』と言い表されたりします。

この辺りの話は以下の記事に詳しくまとめているので、興味がある方は併せてご参考ください。

また、現在「Dark Forest」には特定の運営母体が存在せず、オープンソースのプロジェクトとして成り立っていることも特徴的なポイントです。

つまり、「Dark Forest」のゲームやソースコード、テクノロジーを使用したり、そこからインスピレーションを得たり、さらに派生作品を構築することが、誰にでも可能なのです。


そして、今回のメインテーマである『Dark Frontier』は、次節で詳述するWorld Engineを用いて、「Dark Forest」の派生作品として構築されたゲームです。

② World Engine

出典:blog.argus.gg/world-engine/

World Engineは、「ゲームのインターネットのための共有基盤」となることを想定して構築されているオンチェーンゲームSDKであり、EVM互換のL2をシャード化するためのフレームワークです。

開発会社のArgus Labsは、『ゲームのインターネット(Internet of Games)を開拓すること』を使命とし、「すべてのアクションがオンチェーンで行われるゲームを作ったらどうなるか?」への挑戦として、World Engineを開発しました。

そして2023年6月7日には、元a16zのGPであるKatie Haunによって設立されたHaun Ventures ($1.5Bのクリプトファンド)を筆頭に、AlchemyRobot Venturesなどの投資家から、Seedラウンドで$10Mの出資を受けています。

既存のオンチェーンゲームは「技術者向け」のプロダクトが多いですが、World Engineでは「ゲーマー向け」のプロダクトを作っている点が特徴的で、『オンチェーンゲームというジャンルをより既存ゲーマー層に広げる可能性を秘めているのではないか』と期待されています。

出典:youtu.be/A0OXif6r-Qk

World Engineの創設者であるScott氏が、このような考えに至ったきっかけの一つに、『過去にDark Forestを運営して得た教訓』が深く影響しています。

彼らは、2020年に「すべてのゲームアクションをオンチェーントランザクションとして記録するゲームを作成したらどうなるか」という発想から、zk-SNARKsを活用したフルオンチェーンの宇宙探索ゲーム『Dark Forest』を共同開発しました。

しかしその過程で、主に以下の3つの課題が明らかになりました。

  1. コスト上昇によるブロックチェーンの利用可能性の大幅な低下
  2. データの書き込みだけではなく、読み取りにも高い効率性が必要だと判明
  3. 開発者にやさしい設計ではなかった
出典:youtu.be/A0OXif6r-Qk

つまり、当時のDark Forestの構想は、Modや派生プロダクトの創出を促した一方で、膨大な量のオンチェーントランザクションを生み出し、これがGnosisチェーンの容量を急速に埋め尽くす結果となったのです。

その結果、Dark ForestはGnosisチェーンのブロックチェーンのコストを大幅に上昇させ、利用可能性を大きく低下させてしまい、結局Gnosisチェーンは他の取引にほとんど使えない状態になりました。

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2021年のPFP NFTブームでEthereumメインネットのガス代が高騰し、DeFiなど他の取引が困難になるという問題が発生したこともありますが、Gnosisチェーンでも2020年の段階で同様の現象が発生していたのです。

このあたりの一連の流れについては、以下の記事に詳しくまとめているので、興味がある方はご参考ください。


また、補足として、『ゲーム記録や状態遷移などの膨大なデータを、World Engineではどのようにオンチェーンに格納しているか』についてですが、Celestiaを利用したDA(Data Availability)レイヤーにより、スケーラビリティの向上を図っています。

Celestiaの詳細については、文字数の都合で今回は割愛しますが、需要があればまたの機会に取り上げることにします。

「DAレイヤーにCelestiaを利用する」とは?

このように、Dark Forestの開発を通じて明らかになった課題を踏まえ、シャーディング(Sharding)などのソリューションを採用し、World Engineの開発に取り組んだ結果、Dark Forestの派生プロダクトとして「Dark Frontier」が構築されました。

前置きが長くなりましたが、これまでの内容を踏まえて、次章では「Dark Frontier」の概要や、ローンチ直後のDark Forestサイドとの議論について解説します。また、執筆時点でのプレイテストを実際に体験してみて、情報を一通り体系的にまとめていきます。

「Dark Frontier」について

出典:wiki.darkfrontier.gg

概要

出典:wiki.darkfrontier.gg/stats

「Dark Frontier」は、前章でお伝えしたDark Forestにインスパイアされて構築された、完全オンチェーンの『zk×宇宙侵略×MMORTS』ゲームです。

MMO (Massively Multiuser Online):大規模多人数同時参加型オンライン
RTS (Real-time Strategy):リアルタイムストラテジー

要は、Argus LabsのWorld Engineによる、Dark Forestのリブート版ゲームです。

リブート:
オリジナルの要素の一部を含みながら、全く新しい作品とすること。「リメイク」とは異なる。

参考:https://www.gamespark.jp/article/2023/07/13/132038.html
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そのため、ビジュアルやゲーム性などに関しては、Dark Forestやその派生プロダクトと基本的には同じです。

ただし、後ほど詳しく説明しますが、World Engineのアカウント抽象化システム「ペルソナ」のおかげで、オンチェーンゲームでありながら非常にスムーズなゲーム体験を提供している点が、「Dark Frontier」の強みの一つとされています。

出典:twitter.com/NashQueue/status/1732194642488107098

なお、執筆時点では「Dark Frontier」のメインネットローンチは行われておらず、World Engineのdevnet(テストネット)で動作しているフェーズとなっており、コードも非公開の状態です。

discordの過去ログによると、コードのオープンソース化は近いうちに行われる予定だそうです。

ただ、今回のdevnetでは『上位入賞したプレイヤーに対して、賞金プール$7,500と秘密の賞品が贈呈される』とアナウンスされており、注目が集まっていた印象です。

とはいえ、現状は誰もがゲームをプレイできる訳ではなく、webサイトのフォームから申請を行い、『ゲームキー』を取得した人のみがプレイできるため、ゲームに参加できる人の母数は限られています。

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実際、12月5日時点で5万件の申請があったそうですが、現時点では170人程度しかプレイヤーはいませんでした。(筆者は運良くゲームキーを獲得できたのですが、本記事の執筆後すぐにゲームオーバーになりました)

出典:discord.com/channels/1113162492445724723/1114402035333337138/1181532118803816468

ゲームキーの公開は段階的に行われているので、本記事を読んで興味を持たれた方は、申請フォーム(Airtable)から申し込んでおくと良いかもしれません。

追記:
人数が増えすぎたのか、残念ながら現在は『ゲームキーの新規申請を停止』しているそうです。

後ほど、筆者が実際にプレイした際のスクリーンショットを添えて「Dark Frontier」について詳しく解説しますが、その前に、今回の「Dark Frontier」の立ち上げに際してDark Forestサイドと少々議論があったようですので、それについてもご紹介しておきます。

ローンチ直後にDark Forestサイドと交わした議論

遡ること1週間前、2023年12月4日の昼頃、Dark Frontierのアカウントから以下のツイートが投稿されました。

ツイート1

この時、『Dark Forest returns(Dark Forestが戻ってきます)』と掲げてローンチ発表されたのですが、このツイートを見た人は『Gnosisチェーンで浮き彫りになった課題解決のために、Dark ForestをWorld Engine上で0から仕切り直すことになった』と捉えてしまうかもしれない。

そのように考えたDark Forest開発者の一人 gubsheep氏は、上のツイートから程なくして以下の投稿を行い、『Dark Forestとの直接的な関連性はない』と明言しました。

出典:twitter.com/gubsheep/status/1731516735801721034

簡潔にまとめると、Dark Forestは現在オープンソースプロジェクトであり、正式なコラボレーションや関連性の概念は存在しないと言っています。

『Dark Frontier』はもともと「Dark Forest: Legacy」として開始される予定でしたが、上述のツイート後に本家Dark Forestチームとの話し合いを経て、混同を避けるために「Dark Frontier」として立ち上げ直すことに決定されました。

そしてその後、「Dark Frontier」の最初のツイートは削除され、アカウント名とユーザーIDがそれぞれ現在のものに変更されたというのが、この件の大まかな経緯です。

  • 変更前:
    • Dark Forest ◢ ✦ ◣ (@PlayDarkForest)
  • 現在:
    • Dark Frontier ◢ ✦ ◣ (@DarkFrontierGG)

2023年12月4日には「Dark Frontier」のWikiが公開され、テスト版をプレイするための「ゲームキー」の配布が始まり、現在は無事に賞金付きの大会がテストネット上で開催されています。

以上が、ローンチ直後にDark Forestサイドと交わした議論の全体像です。細かいところではありますが、立ち上げ前後の小話や経緯については知っておいて損はないので、枠を設けて解説してみました。

ということで次節では、実際に「Dark Frontier」のテスト版をプレイしながらスクリーンショットを撮影し、ゲームの性質や全体のイメージをお伝えすることで、ゲームについての理解を深めていただきたいと思います。

実際にプレイテストを体験

まず、再三申し上げている通り、執筆時点のdevnet(テストネット)版をプレイするためには『ゲームキー』が必要となります。

フォームから申請を行い、見事当選したプレイヤーには、上写真のようなメールとともにキーが送られてきます。

出典:darkfrontier.gg

ゲームキーを獲得したら、まずはwebサイトにアクセスし、「START GAME」をクリックします。まだゲームキーを持っていない方は、「SIGN UP FOR GAME KEYS」から申請することができます。

追記:
人数が増えすぎたのか、残念ながら現在は『ゲームキーの新規申請を停止』しているそうです。

ゲームキーを入力して「SUBMIT」をクリックし、『ペルソナ』で自身の名前を設定したら、準備完了です。

World Engineではプロトコルレベルでのアカウント抽象化システムである『ペルソナ』により、ガス代やクリプト特有の複雑さが完全に抽象化されています。そのため、今回のケースでは名前を入力しただけで内部的にウォレットが作成され、アクションごとの署名やガス代などが求められない設計になっています。

「アカウント抽象化」についてご存知ない方は、以下の記事をご参考ください。

名前を設定してしばらすると、ロード画面(※ネット回線が悪いと待ち時間あり)を経て、上記のようなチュートリアル画面へと遷移します。

大まかに、書かれている内容は以下です。

  • 新しい惑星を見つけるために、宇宙の隠された領域を明らかにする
    • 「zk×オンチェーンゲーム」なので、自分の見える範囲以外のエリアは霧で隠されています
    • exploring(探索機)を使って、時間経過ごとに少しずつ霧を晴らしていくことで、新しい惑星を発見できます
  • エネルギーを送って惑星を乗っ取ろう
    • それぞれの惑星にはエネルギー量が定められており、それは数字や惑星の大きさで表されています
    • 発見した惑星を乗っ取るためには、自分の惑星群からエネルギーを送る必要があります
    • 逆に、相手に惑星を乗っ取られることもあります
  • 惑星を征服してポイントを稼ごう
    • 自分の惑星の総エネルギーに応じてランキング付けされます
    • 今回のdevnetでは、このランキングで上位入賞したプレイヤーに対して、賞金プール$7,500と秘密の賞品が贈呈されます

なお、主な基本操作は以下です。

  • 左クリック:選択
  • 左ドラッグ:惑星間の攻撃/回復
  • 右ドラッグ:マップ移動
  • マウスカーソル::マップの拡大/縮小

文字にすると分かりづらい箇所もあるかもしれませんが、少しプレイしてみれば簡単にルールやゲーム性は理解できます。

ということで、まずは周りに見えている惑星を侵略していき、それらが全て自分の惑星になったら探すエリアを広げていくために、画面上部の「Exploring」ボタンで霧を晴らしていきます。

Exploringボタンの横を押すと、ピンのようなカーソルになるので、それを霧がかかったスペースでクリックすると、その位置の霧を時間経過ごとに少しずつ晴らしてくれます。

自分でピンををしない場合には、自動で視界が開けているエリアの周りの霧を晴らしてくれます。

出典:twitter.com/orden_gg/status/1732944190131294342

あとは、他の惑星を探して侵略していくという流れになりますが、攻略法としては『大きな(数字の大きい)惑星を探すこと』です。大きければ大きいほど、数値が大きいので侵略することは難しくなりますが、徐々に段階を経て自分の惑星を大きくしていかないと、相手に侵略されてゲームオーバーになってしまします。

自身の全ての惑星が他プレイヤーに奪われてしまった場合、このラウンドはゲームオーバーとなり、別のキーを取得する必要があります。キーを取得したら、Webサイトのキャッシュをクリアして、新しいペルソナを作成することで再プレイできるようになります。

あとは、相手の惑星のと距離が遠くなるほど攻撃力が弱まったり、時間経過ごとに惑星はエネルギーを回復していくなどの細かい設定があります。

相手と距離が離れている自分の惑星は回復用に使ったりしながら、戦略を練りながら少しずつ惑星を大きくしていくと良いでしょう。

また、画面中央下にエネルギーゲージがあるのですが、このスライドバーで自分の各惑星が消費するエネルギーをコントロールできます。

バーを左に動かせば消費量を抑えることができるので、エネルギーを抑えて攻撃したい場合にはオススメです。(ただし、攻撃範囲と攻撃力の両方が弱まります)

このようにして、相手の惑星が時間経過ごとに回復する前にエネルギーを0にして侵略する(自分の惑星にする)という作業を繰り返していき、ランキングを上位に上げていくというのが、執筆時点におけるテスト版の大まかなゲーム性となっています。

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なお余談ですが、筆者は少し席を空けている間に他のプレイヤーに惑星を侵略されてしまったので、ゲームオーバーとなり賞金獲得への道は閉ざされてしまいました。

Discordサーバー(イーサリアムnavi)より

一通りプレイしてみた感想としては、先述のWorld Engineにおけるアカウント抽象化システム『ペルソナ』のおかげもあり、オンチェーンゲームでありながら非常にスムーズなゲーム体験ができました。

あとは、プレイヤー数がもっと多ければもっと賑やかで楽しいだろうと感じました。また、後から参加するプレイヤーが先行プレイヤーに逆転するのがほぼ不可能な(先行プレイヤーの惑星が強すぎて勝てない)状態なので、メインネット版ではこの点の改善が期待されます。

以上を踏まえて、最後に次章では『オープンソース×オンチェーンゲーム』というテーマを中心に、マニアックな考察を「定期購読プラン」登録者向けにまとめています。

  • オープンソースのゲームを利用する目的と主なメリット
  • 今回(Dark Frontier)の活用事例について
  • スタートアップによる『オープンソース×オンチェーンゲーム』の活用

などの内容に興味がある方は、ぜひ併せてご覧ください。

『オープンソース×オンチェーンゲーム』について

オープンソースのゲームを利用する目的と主なメリット

まずは、ゲームに限らず『オープンソースのプロジェクトを再利用することの目的やメリット』について考えてみましょう。

オープンソースは一般に「共同開発を促進するもの」とされていますが、ここではユーザーと企業の両方の観点から、その目的を考察していきます。

ユーザーにとってのオープンソース

まずは、「① ユーザーにとってのオープンソース」に関してですが、単にプロダクトを使用するだけのユーザーにとっては、ソースコードを自由に改良できることは直接的な関心事ではないかもしれません。

しかし、オープンソースプロジェクトの発展に貢献したいと考える開発者にとっては、これは重要なメリットです。


この続き: 4,261文字 / 画像8枚

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まとめ

今回は、「Dark Frontier」の概要や実際のゲーム性などについて概観しつつ、それを理解するための前提の確認から、『オープンソース×オンチェーンゲーム』というテーマまで、幅広く解説しました。

本記事が、「Dark Frontier」の概要やゲーム性、オンチェーンゲームの発展可能性などについて理解したいと思われている方にとって、少しでもお役に立ったのであれば幸いです。

また励みになりますので、参考になったという方はぜひTwitterでのシェア・コメントなどしていただけると嬉しいです。

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