イーサリアムnavi’s キュレーションは、日々の気になるニュース・面白かったニュースレター記事などを、イーサリアムnavi独自の視点で、月に15本程度お届けするサービスです。
2024年4月17日(水)のキュレーションリストは以下です。
- 2024年第1四半期のクリプト業界レポート
- ゴールドマン・サックス、過去のBitcoin半減期サイクルを価格予測に利用しないよう注意を促す
- なぜ今ミームコインが脚光を浴びているのか
- ミームコインとエリートコインの文化的革命について
※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、法的または投資上のアドバイスとして解釈されることを意図したものではなく、また解釈されるべきではありません。ゆえに、特定のFT/NFTの購入を推奨するものではございませんので、あくまで勉強の一環としてご活用ください。
① 2024年第1四半期のクリプト業界レポート
CoinGeckoの「2024 Q1 Crypto Industry Report」という記事で、2024年第1四半期のクリプト業界レポートが書かれていました。
CoinGeckoさんは、特定のテーマごとや、年/四半期ごとのマーケットレポートを更新しているのですが、毎度イラストを明瞭で分かりやすく、とても参考になります。
今回のレポートの要約を以下にまとめましたが、ぜひ元記事に掲載されているイラストだけでもご覧になってみてください。
- BTCは+68.8%成長し、史上最高値の73,098ドルを記録
- 4月2日までに、米国のスポットBitcoin ETFの運用資産は、551億ドルを超えた
- EigenLayerにおけるEthereumのリステーキングは4.3M ETHに達し、36%の成長
- Solanaのミームコインが急増し、トップ10の時価総額は83.2億ドル増加
- トップ10のマーケットプレイスにおけるNFT取引量は47億ドルに達し、Magic Edenのシェアがトップとなる
- CEXのスポット取引量は42.9億ドルとなり、2021年第4四半期以来の高水準となった
- DEXの取引量におけるEthereumのシェアは、他のチェーンが注目されるにつれ、40%を下回る
② ゴールドマン・サックス、過去のBitcoin半減期サイクルを価格予測に利用しないよう注意を促す
CoinDeskの「Goldman Cautions Against Extrapolating Previous Bitcoin Halving Cycles for Price Predictions」という記事で、『過去のBTC半減期シナリオを価格予測に直結させるべからず』という内容について書かれていました。
この記事は、 Bitcoinのマイニング報酬の半減期が2日後に迫っているという状況の中、ゴールドマン・サックスがBTC価格の予測において「過去の半減期サイクルを過度に引き合いに出すことに対して警鐘を鳴らしている」といった趣旨のものです。
ゴールドマン・サックスの主張を簡潔に要約すると、過去の3回の半減期でBTCの価格が確かに上昇したものの、「最高値に到達するまでの時間や上昇の幅には顕著な違いが存在した」という点を強調しています。
そして、過去の各サイクル時のマクロ経済環境の差異を考慮する必要があると述べており、特に現在のような高インフレ・高金利の環境とは異なる状況だったことに言及し、BTCの価格予測に際して過去の半減期サイクルを単純に前提とするのではなく、現在のマクロ経済状況や市場のダイナミクスを考慮することを推奨しています。
③ なぜ今ミームコインが脚光を浴びているのか
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