【後編】Warpcastはweb3時代における「スーパーアプリ」になり得るか|Warpcastが拓く未来:次世代スーパーアプリへの野心的な挑戦

どうも、イーサリアムnavi運営のでりおてんちょーです。

イーサリアムnaviでは、毎日大量に流れてくるクリプトニュースを調査し、その中でも面白いトピックやクリプトネイティブな題材を選び出し、それを分かりやすく読みやすい形でお伝えしています。パラパラと内容を眺めているだけでも、事業やリサーチの新たなヒントに繋がることがあります。世界の最先端では、どのようなクリプトコアな試みが行われているのかを認識するだけでも、 思わず狭くなりがちな視野を広げてくれるでしょう。

このシリーズでは、「Warpcastはweb3時代における『スーパーアプリ』になり得るか」について、深く掘り下げて解説していきます。

今回はシリーズ第3弾として、「Warpcastが拓く未来:次世代スーパーアプリへの野心的な挑戦」というテーマをお届けします。

ここまでの流れをおさらいすると、まず前編の記事では、Farcasterエコシステム内で注目されているファッション領域とDAO関連ツールを詳しく取り上げてきました。さらに中編では、Frameアプリ特化のハッカソンを通じて、今後ますます注目が集まることが予想されるFrameアプリの開発領域についても紹介しました。

それらを踏まえて本記事では、Warpcastの現状のビジネスモデルや運用の課題について共有しつつ、Warpcastがweb3時代における「スーパーアプリ」になり得るか否かについて考察していきたいと思います。

でははじめに、この記事の構成について説明します。

STEP
雑草と昆虫の関係について紹介

まずは、WarpcastとFrameアプリ、$DEGENをはじめとするトークンの関係性が、自然界の「雑草と昆虫の関係」と似ていることについて述べ、書籍「面白すぎて時間を忘れる雑草のふしぎ」の内容を参考に解説します。

STEP
既存産業におけるスーパーアプリ化の兆候を概観

続いて、中国のWeChat, Alipayなど、ユーザーが一つのアプリ内で複数のサービスを利用できる「スーパーアプリ」について、既存産業における事例を概観しながら深掘りしていきます。

STEP
Warpcastのビジネスモデルと運用の課題、今後のローカライゼーション戦略

最後に、「Warpcastがどのようにweb3領域においてスーパーアプリ化を進めるべきか」というテーマを中心に、筆者の私見を交えて考察していきます。

本記事が、Warpcastの現状や課題、今後の発展可能性などについて理解したいと思われている方にとって、少しでもお役に立てれば幸いです。

※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、法的または投資上のアドバイスとして解釈されることを意図したものではなく、また解釈されるべきではありません。ゆえに、特定のFT/NFTの購入を推奨するものではございませんので、あくまで勉強の一環としてご活用ください。

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目次

雑草と昆虫の関係について紹介

本章では、Warpcastと$DEGENが二人三脚でエコシステム拡大に貢献していることを説明するために、雑草と昆虫の関係について紹介します。

さて、改めて「Warpcastがweb3時代における『スーパーアプリ』になるために必要なことは何か」ということを見つめ直すと、大きく分けて2つあるのではないかと考えられます。一つは、Warpcast内でできることが増える(≒利便性が高まる)こと、そしてもう一つは、Warpcastを使うユーザーが増えることです。

そして、この問題は「どちらが先か」という典型的な鶏卵問題に他なりません。端的に言えば、どちらが先に来ても構わないのですが、逆に言うとどちらか一方でも欠ければ「スーパーアプリ」としての資格を得ることはできません。

さらに、Warpcastには$DEGENを筆頭にするエコシステムトークンも存在しており、これら3つの要素が複雑に絡み合うことで、その発展の度合いが形成されていくと言えるでしょう。

これを踏まえると、現状のWarpcastはここまで述べてきたとおり、このどちらの指標も同時並行で向上していると言えます。利便性に関しては、Frameアプリのボトムアップな創出の増加があり、ユーザー数に関しては、$DEGENなどを始めとするコミュニティ発のトークンが上手く機能していることが要因となっています。

経済的なインセンティブを主目的とするユーザーが増えすぎると、エコシステムの崩壊に繋がりかねないといった意見もありますが、Warpcastと$DEGENの関係はそう単純なものではなく、現状は二人三脚でエコシステム拡大に貢献していると、個人的には捉えています。

さて、この関係性のアナロジーとして、自然界の「雑草と昆虫の関係」が参考になりそうなので、まず本章では書籍「面白すぎて時間を忘れる雑草のふしぎ」の内容を参考に、雑草と昆虫の関係性から取り上げたいと思います。

  1. 雑草と昆虫の関係1:「ホトケノザとハチ」
  2. 雑草と昆虫の関係2:「スミレとアリ」

雑草と昆虫の関係1:「ホトケノザとハチ」

春にピンク色の花を咲かせる「ホトケノザ」という雑草があります。ホトケノザと聞くと、春の七草を連想する方もいらっしゃるかもしれませんが、春の七草の「ほとけのざ」とは異なる雑草です。

このホトケノザは、「昆虫に花粉を運んでもらうために、たっぷりの蜜を蓄えて昆虫を引き寄せる」という性質を持っています。花の根元を吸うと甘い蜜の味がするため、小学生のころ学校の帰り道に、花の蜜を吸ったことがある人も多いのではないでしょうか。

さて、この「ホトケノザの花から別のホトケノザの花へと花粉を運ぶ役割を担う昆虫として、最も働きがよい昆虫はハチ」だと言われています。ハチは体力があり、遠くまで花粉を運ぶことができますし、しかも自身のためだけでなく、仲間のためにも蜜を集める習性を持つため、ハチが花から花へと飛び移ることで効率よく花粉が運ばれます。

しかし、ここで一つ大きな問題があります。

ホトケノザは、ハチにとって魅力的なたっぷりの蜜を用意していますが、この蜜が過剰に用意されている場合、ハチがそこに留まり続けてしまうリスクがあります。

なぜ留まり続けることが問題かというと、ハチが花から花へと移動し、その過程で花粉を運ぶことが植物の繁殖にとって重要だからです。したがって、ホトケノザはハチを一時的に引き寄せた後、迅速に他のホトケノザへと移動してもらう必要があるのです。

この問題への対策として、ホトケノザは「蜜の量にばらつきを持たせる」ことが知られています。

これによってハチは、「隣のホトケノザには、もっと多くの蜜があるかもしれない!」と考えるようになり、他のホトケノザに移動し続けるインセンティブが働くのです。

さらに、このホトケノザの戦略の優れた点は、「どの花が大当たりなのか、事前には分からない」という点にあります。これにより、仮にハチが蜜の多い花を見つけたとしても、隣の花の方がもっと蜜が多いかもしれないと思い、次から次へと花を渡り歩くように設計されているのです。これは、他の昆虫に比べると頭が良いとされている「ハチの賢さ」を利用した独特の戦略です。

こうした自然界の現象に当てはめてWarpcastを眺めてみると、執筆時点における「Warpcastはホトケノザ」の立ち位置にあり、「$DEGENという蜜」を起点に多くのユーザー(ハチ)を惹きつけ、なおかつポイントとしてのDEGENという貯蓄できない投げ銭用のトークン(蜜)を実装することで、「次々に花から花へと渡り歩く(リプを送り合う)インセンティブを与えている」と表現できます。

Warpcast上で、「トークンを起点にプラットフォームとユーザーがwin-winの状態」を作り続けることができれば、Warpcastがweb3時代におけるスーパーアプリになるために必要な「Warpcastを使うユーザーが増えること」に繋がるため、$DEGENのようなトークンは、現状切っても切り離せない関係となっているのです。

雑草と昆虫の関係2:「スミレとアリ」

続いては、「スミレとアリ」の関係について見ていきます。スミレは上写真のように、石垣の隙間に咲いていることがあります。

本来、石垣の隙間で花を咲かせる植物(例:タンポポ)は、風に乗って種子が運ばれてくることが多いそうですが、スミレの種子はタンポポのように風に乗って飛ぶタイプではないそうです。

そう考えると「そもそもスミレがどうやって石垣の隙間に来たのか」、不思議に思えてきます。

調べたところ、スミレは種子を運ぶ手段として、「アリ」を上手く利用しています。スミレの種子には、栄養価が高い「エライオソーム」という物質が付着しています。このエライオソームを求めて、アリはスミレの種子を自分たちの巣まで運ぶことになります。つまり、エライオソーム(栄養分)がアリにスミレの種子を運ばせる強力なインセンティブとして機能しているのです。

ただ、アリの巣は地下にあるため、種子が地中深く運ばれてしまうと、スミレの種子が芽を出すことは難しいように思えます。しかし、実際にはアリが種子に付着している栄養物質を食べ尽くした後、残ったスミレの種子自体はアリにとって食べられない「ゴミ」とみなされます。その結果、種子は巣の外へと排出されることになり、スミレの種子は芽を出すチャンスを得るのです。

このような一連のアリの行動によって、スミレの種子は効率よく地上に散布される仕組みとなっています。

また、アリの巣は必ず「土がある場所」に作られるため、石垣の隙間など少しでも土があれば、そこにスミレの種子が捨てられることになります。その結果、石垣の間からもスミレが芽生えることができるというカラクリです。このようにスミレは、アリに「栄養物質を纏わせたスミレの種子」を運んでもらうことで、子孫繁栄に繋げています。

自然界の法則から学ぶデジタル世界の共生

このように自然界では、他の生命体を巧みに利用したり・利用されたりして相互作用しながら、各生命体が長きにわたって生き残るために共存しています。

こうした自然界の作法に倣うと、Warpcastがスーパーアプリになるために必要な「ユーザー数・Frameアプリ数・トークンの価値」といった指標も、相互に作用し合いながら発展・衰退していくのではないかとも考えられます。

例えば、トークン価値が高まれば、経済的インセンティブの蜜に吸い寄せられてユーザー数も増えるでしょうし、それによって注目度が高めればお金が集まり、ハッカソンが開かれ、開発者が増えてFrameアプリ数も増えていくことに繋がります。(逆も然りです)

また、初期のフェーズからハッカソンをたくさん開催して、開発者を集めてFrameアプリ数が増えれば、遊びの幅が増えてWarpcastで実現可能なことが増えるため、ユーザー数が増加し、それによって生じる需要の高まりからトークン価値が高まるといったケースも考えられます。(逆も然りです)

ということで、Warpcastと$DEGENの関係は現状、二人三脚でエコシステム拡大に貢献していると言えそうですが、「ユーザー数・Frameアプリ数・トークンの価値」といった指標が増えるだけでは、スーパーアプリとは呼ぶには時期尚早だとも考えられます。

それは何故なのかについて、次章で「中国という巨大ローカルにおけるスーパーアプリの出現事例」や、「X(旧Twitter)のスーパーアプリ化の話」などを元に、解説していきます。

なお、本章で取り上げた自然界における相互作用の話は、以前書いた「Perpetual」の記事でも取り上げているので、興味がある方は併せてご参考ください。

既存産業におけるスーパーアプリ化の兆候を概観

さて本章では、ユーザーが一つのアプリ内で複数のサービスを利用できる「スーパーアプリ」について、既存産業における事例を概観し、深掘りしていきます。

スーパーアプリの代表例としては、中国のWeChat, Alipayなどが挙げられるケースが多く、また日本ではLINEやPayPayが代表例だと言われています。これらのアプリは、通信から支払い、配送サービスなど多岐に渡り、日常生活に必要なあらゆる機能を一元化し、ユーザー体験を大幅に向上させると期待されていることから、その構築に向けて大手テック企業を中心に動いています。

最近では、イーロンマスク氏がXの従業員に対し、「ユーザー数10億人を達成するためには、WeChatのようなアプリにする必要がある」と述べるなど、Xのスーパーアプリ化に向けた改革を進めています。

出典:https://x.com/tandavas/status/1754538041455358447

「Warpcastがスーパーアプリになり得るか」という問いに対する個人的な見解を先に述べると、「Warpcast上で便利なアプリが増えて『Warpcast一つで何でもできる状態』を目指すだけでなく、情報や決済などの面でXにはできない『web3領域にフォーカスしたローカライゼーション戦略』を講じていく必要がある」と考えています。

これについて説明するために、まずは「中国でスーパーアプリが誕生した背景」について、ザックリ振り返っていきます。

中国でスーパーアプリが誕生した背景

前提として、中国のスーパーアプリが誕生した背景には「中国独自の特殊な環境」が存在していると語られており、その意味で中国は一種の「巨大なローカル社会」とも言えます。

そのため、中国のスーパーアプリからは多くを学ぶことができますが、それがそのまま世界中で成功を収める、または他国で同様の成功を再現する訳ではありません。

では、「中国独自の特殊な環境」とは何かというと、一般的に中国社会には、「うま味のあるものは身内で囲い込み、利益を外に出さない」という考え方が根強いと考えられています。

この考え方が「大企業の一極集中」という傾向を強めており、現状中国では、IT業界がアリババとテンセントの二大勢力に分かれています。そしてこの両社によって展開されているのが、まさにAlipayとWeChatといったスーパーアプリです。

出典:https://tamakino.hatenablog.com/entry/2018/03/06/080000

Alipayは「国民の財布」、WeChatは「国民的な通信手段」として、それぞれ中国のスタンダードになっており、これらがなければ中国では生活が成り立たないほどのインフラ的な存在となっています。

そして、この絶対的なアプリを核として、その周辺に様々な便利なサービスやアプリが次々に付加され、「これさえあれば他は不要」といったスーパーアプリへと変貌を遂げました。

そして重要なポイントとして、AlipayやWeChatがスーパーアプリになったのは、「核となるアプリが非常に優れていたからであり、単に多くのアプリが集まったからではない」と言われていることです。

また、中国でAlipayやWeChatのような驚異的なアプリが生まれた一因として、「商業道徳や企業の信頼性が低いという社会的背景がある」と考えられています。このような状況下では、信頼を担保する仕組みが必要になり、それがIT時代にAlipayやWeChatのような巨大サービスを生み出し、普及させる一因となりました。

例えば、「名前を知らない会社や個人の商品・サービスは信頼できない」といった社会的な価値観がある国では、アリババやテンセントといった大きなブランドの信用を活用する必要性が生じるため、これが多くの商品やサービスが大きな傘の下に集まるインセンティブとなります。言い換えれば、小さな店は信用がないため、有名なデパートやショッピングモールに入るのと同じであり、これが最終的に「スーパーアプリ」構築へと繋がったという訳です。

このように、中国で生まれたスーパーアプリは特殊な経緯を経て誕生したものであり、その規模は大きいものの、根本的には「地域の文化や価値観に根ざしたローカルな存在」であると言えます。AlipayやWeChatは、こうした地域の事情に即して生まれたために、多様な機能を持つようになったのです。

日本においても、「LINE」と「PayPay」が連携したことで、日本独自のスーパーアプリが誕生する可能性が見えてきましたが、これも中国の例と同様に、基本的には日本ローカルなスーパーアプリと言えるでしょう。

Xもスーパーアプリ化を目指しているが…

出典:https://www.paymentscardsandmobile.com/x-moves-into-super-app-territory-with-new-payments-licenses/

ここまでの内容を踏まえると、スーパーアプリ化のためには単なる機能追加だけではなく、「ローカル化」が一つの重要な鍵になることが分かりました。

では、Xの場合はどうでしょうか。

本章の冒頭でも述べた通り、イーロンマスク氏はXの従業員に対し、「ユーザー数10億人を達成するためには、WeChatのようなアプリにする必要がある」と述べるなど、Xのスーパーアプリ化に向けた改革を進めています。

実際、2023年には決済や金融サービスの提供に必要な送金ライセンスを取得したり、最近では、X上に直接記事を埋め込めるようになったり、求人機能(β版)を追加して「採用ツールとしての機能追加」など、スーパーアプリ化に向けて着々と開発が進められています。

出典:https://www.forbes.com/sites/siladityaray/2023/05/22/elon-musk-wants-to-build-an-everything-app-heres-how-the-worlds-most-popular-one-works/?sh=2d481a994a20

ただ、課題も山積みなのが現状です。例えばこちらのForbesの記事では、Xがスーパーアプリへと進化するか否かは、「ユーザーのモバイル決済利用率に大きく左右される」と指摘されています。

なぜそんな指摘をするかというと、WeChatがスーパーアプリとして成功を収めた主な理由の一つに、中国におけるモバイル決済の広範な普及が挙げられているからです。

実際、中国の成人の80%以上がモバイル決済を利用しているのに対し、アメリカでは成人のわずか33%未満しか利用されていないことから、「Xのスーパーアプリ化を実現するためには、アメリカでのモバイル決済利用率を向上させることが不可欠だ」と提唱しています。

また先日、アメリカの市場調査会社「Sensor Tower」は、2024年2月のアメリカにおけるXのアクティブユーザー数は約2700万人であり、前年同月比で約18%減少したことを報告しました。

以下がそのグラフです。こちらの調査では、アクティブユーザーを「1日に1回、2秒以上のセッションを記録したユーザー」と定義して分析したそうですが、その結果は他の著名SNSと比較しても「急激なアクティブユーザー数の減少」であることが確認できます。

出典:https://www.nbcnews.com/tech/tech-news/fewer-people-using-elon-musks-x-struggles-keep-users-rcna144115

この結果、広告主が次々にXから離れており、2022年10月以降では「Xのアメリカにおける広告主上位100社のうち75社が、Xへの広告の掲出を停止している」とも言われています。

広告出稿が減ってしまうと、Xにローカライズした金融プラットフォームを構築するための資金が尽きる可能性もあるため、「決済」「金融」の2つの観点から、Xのスーパーアプリ化への道のりは遠いのではないかと考えられます。


最後に、ここまでの内容をまとめます。

  • 中国でスーパーアプリが誕生した背景には、「商業道徳や企業の信頼性が低い」「モバイル決済普及率の高さ」などのローカルな社会的背景があった
  • Xは、現在スーパーアプリ化に向けて開発を進めているが、「アメリカでのモバイル決済利用率の低さ」「アメリカでの急激なアクティブユーザー数の減少」などの要因により、スーパーアプリとしてのXを米国内にローカライズするのか・世界に向けてグローバル化するのかの分かれ目に立たされている

こうした現時点でのスーパーアプリ化の兆候を概観した上で、最後に次章では「Warpcastがどのようにweb3領域においてスーパーアプリ化を進めるべきか」というテーマを中心に、マニアックな考察を「定期購読プラン」登録者向けにまとめています。ご興味あればご覧ください。

Warpcastのビジネスモデルと運用の課題、今後のローカライゼーション戦略

出典:https://x.com/tandavas/status/1754538041455358447

まずは、公式クライアントアプリであるWarpcastが、現状どのようにマネタイズを行い、ビジネスモデルを確立しているのかについて、確認していきます。

Warpcastの現状のビジネスモデル


この続き: 2,976文字 / 画像8枚

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まとめ

今回は、Warpcastの現状のビジネスモデルや運用の課題について共有しつつ、Warpcastがweb3時代における「スーパーアプリ」になり得るか否かについて考察しました。

本記事が、Warpcastの現状や課題、今後の発展可能性などについて理解したいと思われている方にとって、少しでもお役に立ったのであれば幸いです。

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