Gearbox Protocolを概観|複雑なプロダクトでも迎合主義に捉われず「みんなに優しい作品」に昇華できる可能性と、その先に訪れるオンチェーンゲームの未来像

どうも、イーサリアムnavi運営のでりおてんちょーです。

今回は、「Gearbox Protocol」というDeFiプロトコルの事例を概観しつつ、そこから得られた知見を「オンチェーンゲームの未来像」に当てはめながら、考察を述べていきたいと思います。

でりおてんちょー

さて筆者が近ごろ、「オンチェーンゲーム」領域に特に関心を抱いていることは、ヘビー読者の方であればお分かりいただけるかと思います。

2022年12月時点では、”三体問題”を題材にしたTopologyの「Isaac」や、zkSNARKを用いた不完全情報ゲーム「Dark Forest」などをはじめ、Ethereumエコシステムを中心に様々なオンチェーンゲームの開発が進められている状況です。

しかし現状、「オンチェーンゲーム」と呼ばれる類のものは一部のクリプトコア層の人々しか関心を示しておらず、DeFiもしくはそれ以上に参入ハードルが高いものだと思われていると、筆者は認識しています。

今後どのようにすればオンチェーンゲームがマス層含めた「講義の初心者」に普及していくのかについて考えたところ、「既存のDeFiをゲームの中に取り入れているプロジェクト」「UI/UXの一部をゲームのように見せることで参入ハードルを下げているプロジェクト」が含蓄に富んだ類似事例なのではないかと思い、本記事の執筆に至りました。

事例としては、DeFi KingdomsやAxie Infinityなどの”いわゆるGameFi”と呼ばれるものをはじめ様々ありますが、今回はその中でも特に「Gearbox Protocol」というDeFiプロトコルの事例が興味深いと感じました。

ということで、今回はGearbox Protocolについてピックアップして概観しつつ、オンチェーンゲームが広義の初心者層に普及するために何が必要かなどについて、私見を交えつつ述べていきたいと思います。

でははじめに、この記事の構成について説明します。

STEP
コントラクト部分:「Gearbox Protocol」とは

まずは、Gearbox ProtocolというDeFiプロトコルについて概観しつつ、その概要やdappを通した操作方法などについて解説します。

STEP
インターフェイス部分:「Leverage Ninjaモード」とは

続いて、Gearbox Protocolの複雑な操作を簡易的に見せる効果を生み出している、インターフェイスとして提供されたブラウザゲーム「Leverage Ninjaモード」について解説します。

STEP
筆者の論考・考察

最後に、映画業界が「みんなに優しい作品」を作らなければならなくなったという他業界の既存事例を用いつつ、オンチェーンゲームのような複雑なプロダクトでありながら迎合主義に捉われず「広義の初心者層」に使われるものになるための素案について、私見を交えて考察していきます。

本記事が、「Gearbox Protocol」の概要やポイント、オンチェーンゲームの未来像などについて理解したいと思われている方にとって、少しでもお役に立てれば幸いです。

※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、法的または投資上のアドバイスとして解釈されることを意図したものではなく、また解釈されるべきではありません。ゆえに、特定のFT/NFTの購入を推奨するものではございませんので、あくまで勉強の一環としてご活用ください。

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目次

コントラクト部分:「Gearbox Protocol」とは

出典:gearbox.fi

概要

出典:app.gearbox.fi/pools

Gearbox Protocolは、簡潔に言うと「過剰担保を必要とせず、メジャーなDeFiに対してレバレッジかけた投資をできるプロダクト」です。

一般的にDeFiでレバレッジをかけた取引をおこなう場合、「過剰担保型(Over collateral式)」が採用されていることによって、借りる金額よりも多くの資金をロックしておかなければならず、資金効率の悪さや手間がかかるなどの制約/デメリットがあると言われています。

出典:dev.gearbox.fi/docs/documentation/architecture/intro

それに対してGearbox Protocolのアプローチは、Trader(トレーダー)がクレジットアカウント(上図中央のCredit Account「以下CAと表記」)を開設することにより、『過剰担保をロックせずとも、Pool(流動性プールか)ら資金を借りてレバレッジ運用ができる』というもの。

この仕組みにより、Curve LP戦略を資本サイズの10倍で実行したり、Uniswap取引を自分の持っている資金量の5倍以上のサイズで実行できるなど、Third-party protocolsでの幅を利かせた運用が可能になります。

なお本記事では詳述しませんが、ヘルスファクターが1を下回ると清算されてしまう点には留意が必要です。

例えばあなたがトレーダー(CAユーザー)で1ETHの軍資金を保有している場合、Gearbox Protocolの流動性プールから9ETHを借りることにより、10倍のレバレッジをかけた取引をおこなうことができるのです。

なぜこのようなことが実現できるかというと、まずはCAがそれぞれ独立したスマートコントラクト(≠EoA)であり、レバレッジをかけた部分の資金をトレーダーが持ち逃げできない仕様となっているから、そして流動性プールに資金提供する人にもちゃんとメリットが設けられているためです。

Gearbox Protocolには、流動性を提供することで高いAPYを得る「受動的な流動性提供者」と、そのアセットを借りて4倍以上のレバレッジで取引やファーミングをおこなう「積極的なトレーダー」という、2つのサイドが存在します。

そして「受動的な流動性提供者」は、流動性プールに資金を提供することで『流動性マイニング(LM)プログラム』に参加し、$GEARを含めた高い利回りを得ることができます。(もちろんその分、清算リスクやコントラクトリスクなどもあります。)

▼流動性マイニング(LM)プログラムの詳細
GEAR Liquidity Mining Program [GIP-22]: community ownership up!

dappを通した操作方法

出典:app.gearbox.fi/pools

「受動的な流動性提供者」になりたい場合は、Gearbox Protocolのdappにある『EarnタブのPassive Pools』から操作可能です。

なお執筆時点では、セキュリティ上の理由から「積極的なトレーダー」になるためのCA開設が一部ユーザーにのみ解放されている状況ですが、パブリックになった際は『Credit Accountタブ』から操作可能です。

出典:app.gearbox.fi/accounts

さて、ここまでを通して、Gearbox Protocolでは先進的なDeFi取引をおこなえることがお分かりいただけたかと思います。

しかし、クリプトに慣れ親しんでいる人からすると問題ないかもしれませんが、広義のDeFi初心者がこのようなdappを使うケースを想定してみた場合、やや敷居が高いように感じられたのではないでしょうか。

これはGearbox Protocolに限定した話ではなく、広義のDeFi初心者にとってはUniswapで流動性提供をおこなったり、CurveのUIUXを理解して操作するという体験自体が、ハードルの高いことなのです。

そんな中で今回、筆者がGearbox Protocolで着目した興味深いポイントは、「V2(バージョン2)のイニシャルローンチ時にゲームインターフェイスを提供している」ということです。

※実際のインターフェイスではなく、プレビュー的な扱いで提供されたものです。

次章では、このゲームインターフェイスにフォーカスしていきつつ、最終章の論考・考察パートでは、複雑なDeFiであっても「ゲームの中にDeFiを取り入れる」「DeFiのUIUXをゲームによって改良する」ことであらゆるcrypto体験の敷居を下げられるのではないかという点について解説していきたいと思います。

なお、Gearbox Protocolに関するさらなる詳細を知りたいという方は、日本語記事も含めた以下の資料集をご参考ください。

インターフェイス部分:「Leverage Ninjaモード」とは

出典:game.gearbox.fi

概要

Leverage Ninjaモードは、Gearbox ProtocolのV2がローンチした際に開発者が作成したブラウザゲームです。

先ほどの章で「受動的な流動性提供者」になる際に利用するdapp画面をご覧いただきましたが、裏側で同じコントラクトを叩くのにもかかわらずUIUXとしてはまるでゲームをプレイしているような体験を提供しており、非常にDeFi初心者ライクなものであると筆者は感じています。

Leverage Ninjaモードではdappと同じように、内部にGearbox Protocolへの流動性マイニングの機能や、CAを使うために必要となるSBT(Access Pass Ninja)のmintプロセスなどを備えたゲーム(インターフェース)です。

先述の通り、執筆時点ではセキュリティの都合上クレジットアカウント(CA)を開設できるアドレスが制限されているため、一部ユーザーのみしかSBT(Access Pass Ninja)をmintできません。

一方、「受動的な流動性提供者」になるための流動性マイニング(LM)プログラムは誰でも無制限に利用可能となっているため、次節ではゲームンターフェイスを通して実際に流動性提供をおこなっていきます。

実際にプレイしながら解説

出典:game.gearbox.fi

ゲーム画面にアクセスすると、ストーリーや世界観についてのビデオ流されます。(右下の「Skip」で飛ばすことができます。)

ストーリーが終了すると、上写真のようなタイトル画面に遷移します。

まずは、「Play Game」をクリックしてゲーム画面に移ってみましょう。

なお、「Join Discord」をクリックするとGearbox Protocolのdiscordサーバーに参加、「Documentation」ではGearbox Protocolのドキュメントが閲覧可能です。

執筆時点でのゲーム画面はこちら。なお、操作方法は非常にシンプルです

  • 左/右カーソルキー:横移動
  • 上カーソル/スペースキー:ジャンプ
  • 下カーソルキー:降りる

現時点ではセーブ機能やノルマクリアなどの要素もないので、ゲームというよりも「DeFiの参入障壁を下げるためにゲーム要素を取り入れたUI/UX」と表現した方が適切かもしれません。

ではここからは、ゲーム画面の右側/左側に進んだ時にそれぞれ何があるか、またクリックした時に裏側(コントラクト)で何が行われているかについて、解説していきます。

左側:Passive LM To earn GEAR

Passive LM To earn GEARは、直訳すると「$GEARを獲得するためのPassive LM(受動的な流動性マイニング)」です。

冒頭で述べた通りGearbox Protocolには、流動性を提供することで高いAPYを得る「受動的な流動性提供者」と、そのアセットを借りて4倍以上のレバレッジで取引やファーミングをおこなう「積極的なトレーダー」という、2つのサイドが存在します。

ゲーム画面左側に進んでいくことで、前者の「受動的な流動性提供者」として、流動性プールに対してETH(WETH)を提供してEarnすることができます。

しばらく進むと「CONNECT WALLET」のUIに切り替わるので、MetaMaskを接続し、「BACK TO GAME」をクリックしてゲーム画面に戻ります。

さらに左側へと進んでいくと、DAI/ETH/WBTC/USDCなどと書かれた土管が現れました。

どうやら、この土管に入っていくことで各トークンを用いた流動性提供がおこなえるようです。

それでは試しに、ETHの土管の上にジャンプして立ち、下カーソルキーで土管の中に入ってみましょう。

すると上写真のように、Gearbox Protocolに対してETHをdepositする画面が表示されました。

ここでETHの数量を入力して「DEPOSIT」ボタンをクリックすると、MetaMaskを署名を求められ、その後内部的にETHをWETHに交換したのち、Gearbox Protocolの流動性プールへと送られます。

右側:Leverage Strategies

Leverage Strategiesは、その名の通り「レバレッジ戦略」です。

トレーダーがCAを作成して活用することで、自分の資金に数倍のレバレッジをかけた取引をおこなうことが可能になることは先述までの通りですが、こちらに関してもゲームインターフェスを通して操作できます。

右側に進んでいくと、「NOW HIRING LUNA INVESTORS」と書かれた建物があるので、こちらに入ります。

この際も「CONNECT WALLET」のUIに切り替わるので、MetaMaskを接続し、「BACK TO GAME」をクリックしてゲーム画面に戻ります。

すると、マクドナルドの求人ページへの遷移ボタン(左側)と、「BECOME A LEVERAGE NINJA」ボタン(右側)が表示されます。

なお、執筆時点のV2では、レバレッジ忍者になるため(クレジットアカウントを作成するため)にはDegen NFTが必要です。

現在はDegen NFTを入手不可なので今回はここまでしかプレイできませんでしたが、ゲームインターフェイスから操作することで広義のDeFi初心者のハードルを下げられそうだという雰囲気を体感していただければ幸いです。

補足ですが、Degen NFT対象者リストはこちらに掲載されており、claimコントラクトはこちらにあります。


このように、一般的に難解なUI/UXが多いDeFiのwebサイトと比較すると、「DeFiのインターフェイスにゲーム要素を取り入れる」ことにより、非常に初心者ライクな設計になっていると感じました。

また、今回のLeverage Ninja(Gearbox)のように「ゲームの中にDeFiを取り込む」ことで、パブリックなオンチェーン情報が個々のウォレットアドレスに蓄積されていくため、PhiやRabbitHole、延いては他のDeFiプロダクトに対する『正の外部性』を生み出す可能性なども期待されます。

筆者の論考・考察

まず率直に感じたことは、Leverage Ninjaモード(Gearbox)のように『特定のDeFiコントラクトを扱うためのコントローラーを、dappだけではなく、ゲームインターフェイスでも提供する』といった動きは、興味深い事例であるということです。

見せ方を一つ変えるだけで、複雑な作業(Uniswapでの信用取引、Yearnでのレバレッジファーミングなど)でもハードルが下がったように感じてしまうというところで、ある種魔法をかけられたような錯覚を覚えてしまいます。

現状、多くのDeFiはUI/UXの面でハードルが高いと、広義の初心者層から敬遠されがちな印象がありますが、

  • さまざまなDeFiをゲーム内に組み合わせる
  • ゲームの一部機能として裏側でDeFiが用いられる
  • ゲームのような見た目/体験としてDeFiを提供する

などの事例が増えていくことは、「DeFiのマスアダプションを加速させる」という観点で非常に可能性がある試みであると、個人的には期待しています。

参考:twitter.com/tandavas/status/1475773611675828224

また、DeFiと概念が近しいオンチェーンゲームの文脈でも、『オンチェーンゲームの上にさらに別アプリを乗せる』といった、広義の初心者層も取り込む上での施策なども考えられるのではないでしょうか。

なぜ筆者が、そのようなことを期待しているのか。

まず、現状「オンチェーンゲーム」は一部のクリプトコア層しか扱うことが難しく、DeFiもしくはそれ以上に参入ハードルが高いものであると、筆者は認識しています。

でりおてんちょー

現に筆者ですら、wallet connectの部分や、アクティビティごとのトランザクション生成などにはUXの悪さを感じていますし、ビジュアル部分やUI含め、このあたりは改良の余地が多分にあると考えられます。

そして遅かれ早かれオンチェーンゲーム領域は、(今はある程度クリプトリテラシーの高い人にフォーカスして展開しているからこそあまり問題視されていませんが、)マス層含め多くの人が触るプロダクトになるために「UI/UX部分の簡略化含めた改良」が必要となる時期がやってくると考えています。

その理由の一つは、映画業界でも同じような現象が起きているからです。

映画も一昔前までは、「わかる人だけがわかるもの」を作っていても問題なく成り立っていましたが、市場規模が大きくなったりユーザー層の幅が広がっていくと『広義の初心者の存在を無視できなくなっていく』という、構造的な問題が出てきたのです。

かつて映像作品は、ある程度以上のリテラシーを有する観客に向けて作っていても、さほど問題にはならなかった。理解できない者の一部は勝手に背伸びをして理解に努めてくれたし、排除された客の声は可視化されなかったからだ。しかし今は違う。一定以上の規模を有した商業作品である以上、つまり相応のビジネスサイドとマネーメイキング機能を求められているプロジェクトである以上、あらゆるリテラシーレベルの観客が満足する(誰もが気分を害さない)ものを作らなければならなくなった。否、そうでなければならない空気が、厳然としてある。それは製作者の配慮が必須、という意味で、「マイノリティの尊重」「多様性に寛容」といったポリコレ(ポリティカル・コレクトネス)を想起させるほどの作法・規範にも思える。リテラシーが低い人を差別しない、という名のバリアフリー、「みんなに優しい作品」こそが「良い作品」なのだ。

出典元:映画を早送りで観る人たち ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形(光文社新書、2022年)117ページ

こうした他業界からの教訓も踏まえ、オンチェーンゲームも中長期的には「みんなに優しい作品」を意識せざるを得ない日がくるのではないかという仮説です。

もちろん、DeFiはエンタメというよりも「金銭的なモチベーションから多少不便であっても使う人は使う」という属性のものが多いので、無理に「みんなに優しい作品」になる必要性はないと思います。

しかし、現状のオンチェーンゲームはどちらかというと「儲かるから遊ぶ」よりも「面白いから遊ぶ」という属性のものであり、対立関係にすればエンタメ色の方が強いのではないかと考えています。

参考:twitter.com/tandavas/status/1475773611675828224

ただしここで要点となるのは、コンポーザビリティの高いDeFiやオンチェーンゲーム、オープンソースエンジン等であれば、根幹の部分(上図のL1/L2)自体は迎合主義に捉われずとも、Lootの事例ようにその上(上図のL3)に繋ぎ合わせて構築していけば良いということです。

例えば、『MUDをベースにしたノーコードツール』『Influenceエコシステムをベースに、ビジュアル部分を初心者ライクにしたカジュアルゲーム』など、ボトムアップにUI/UX部分を改良していくといった方向性です。

多くのオンチェーンゲームや、今回ご紹介したGearbox protocolのようなDeFiプロトコルでは、設計が非常にコンポーザビリティの高い/プリミティブなものであるケースが多いため、プロジェクトチーム以外の人を含めボトムアップにUI/UXの改良を加えていくことが期待できると考えています。

少し視点を変えると、そういった意味ではPhiやNounsは根っこ(思想や実装など)の部分ではクリプトネイティブなものでありつつも、そのビジュアルは可愛さ・ポップさを兼ね備えていて取っ付きやすく、広義のクリプト初心者からも「純粋にほしい!」「遊んでみたい!」と思われるよう工夫がなされている印象です。

わかる人はわかる人なりに。わからない人はわからないなりに。

たくさんのスーパーヒーローが作品ごとにそれぞれ主役を張りつつ、数十本の作品群全体として複雑なストーリーと世界観を構築するハリウッドのアメコミ原作映画は、その最たる者だ。

個々の作品を鑑賞するにあたっては、難しいことを考えず、ド派手なヒーローアクション映画として、あるいはポップコーンムービーとして、表層的な爽快感だけを目的に観ることができる。一方で、精密に構築された多くのプロットラインや込み入った謎、裏設定、社会批評的な側面などに手をつければ、文字通り永遠に楽しむこともできる。現代のアメコミ映画にはそういう懐の深さがあるのだ。

出典元:映画を早送りで観る人たち ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形(光文社新書、2022年)115ページ

プロジェクト全体を「分かりやすいもの」「みんなに優しい作品」に変えるのではなく、コアな思想や設計を持ち合わせたプロトコルをベースに、UI/UXの異なるカジュアルゲームを作成するなど『ボトムアップ型の改良』が加えられていくことで、懐の広いクリプトネイティブなプロダクトへと進化していくのかもしれません。

今回、筆者がLeverage Ninjaモード(Gearbox)から感じ取った可能性を一人でも多くの方に感じ取っていただければ幸いであると同時に、今後のUI/UX改良を含めたGearbox protocolならびにオンチェーンゲーム領域の発展に期待したいと思います。

まとめ

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今回は、「Gearbox Protocol」というDeFiプロトコルの事例を概観しつつ、そこから得られた知見を「オンチェーンゲームの未来像」に当てはめながら、考察を述べてまいりました。

本記事が、「Gearbox Protocol」の概要やポイント、オンチェーンゲームの未来像などについて理解したいと思われている方にとって、少しでもお役に立ったのであれば幸いです。

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この記事を書いた人

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