イーサリアムnavi’s キュレーションは、日々の気になるニュース・面白かったニュースレター記事などを、イーサリアムnavi独自の視点で、月に15本程度お届けするサービスです。
2024年4月3日(水)のキュレーションリストは以下です。
- Vitalik ButerinとArthur Hayesがミームコインセクターを擁護
- Telegram × Base|「Sofamon」について
- ミームコインが通貨になり得る可能性を考察
- 「クリプトネイティブ」という言葉の多面的な定義を解き明かす
- コンテンツの流動性とプロトコルの制約について
※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、法的または投資上のアドバイスとして解釈されることを意図したものではなく、また解釈されるべきではありません。ゆえに、特定のFT/NFTの購入を推奨するものではございませんので、あくまで勉強の一環としてご活用ください。
① Vitalik ButerinとArthur Hayesがミームコインセクターを擁護
The Defiantの「Vitalik Buterin and Arthur Hayes Weigh In On Memecoin Frenzy」という記事で、Vitalik ButerinとArthur Hayesが、「ミームコインがブロックチェーンの採用を促進し、公共財の資金調達に役立つ可能性がある」とし、ミームコインを擁護する主張をしたと書かれています。
この記事はArthurとVitalikの対談について述べられたもので、対談の中でArthurは『ミームコインが注目を集め、技術者を引き寄せることはブロックチェーン自体にとってプラスの価値がある』と主張。
また、『EthereumとSolanaはミームコイン取引の急増から最も恩恵を受けている』とも付け加えています。
さらにVitalikは、『ミームコインがチャリティーや公共財への資金提供の手段として機能する可能性を指摘し、より高品質で楽しいプロジェクトがエコシステムと世界に積極的に貢献することを望んでいる』と述べられています。
3月29日分のキュレーション記事でも、Vitalikがミームコインをテーマにブログ記事を執筆するなど、ミームコインへの言及が増えていることについて触れましたが、ミームコインが単なる風変わりなトレンドではなく、ブロックチェーン技術の採用を促進し、さらには公共財の資金調達に役立つ可能性を秘めていると考えていることが窺えます。
② Telegram × Base|「Sofamon」について
Metaversalで、「What Is Sofamon?」という記事が更新されていました。
Sofamonについてはこの記事で初めて知ったのですが、『Telegram × Base』の面白そうな事例だと思ったので、簡単にご紹介します。
Sofamonは、Telegram用のデジタルステッカーを中心に構築された新しいプロジェクトです。3月26日にBase上でベータ版を開始し、開始からわずか1週間で3,300ETH以上の取引量と、95ETH以上の収益を生み出しているとのこと。
また、SofamonはTelegramと統合され、アバターのカスタマイズ、アーティストによるコレクションの立ち上げ、そして特定のアイテムのコレクターのための独占的なチャットスペースを提供するなど、表現の自由度を高める文化的な場所になることが期待されています。
さらに、Sofamonのステッカーが従来のNFTとは異なるアプローチを採用している点も興味深く、あまり日本語圏では話題になっていなさそうですが、『Telegram × Base』の事例として今後注目されるポテンシャルは秘めていそうなので、興味がある方はぜひ調べてみてください。
sofamonのコード読んでいきます。https://t.co/PSkL91x3tQ
— ZaK3939.eth 🇦🇪 (@ZacK_3939) April 4, 2024
③ ミームコインが通貨になり得る可能性を考察
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